正午プラス１

前回も書いたように、私は台湾犬が大好きだ。愛しているといっても過言ではない。しかし前回の記事をアップした後、襲われた話だけをアップしたのでは「台湾の犬はこわい」とあらぬ誤解を与えてしまうかもしれないと思い至った。

そこで公平を期すために、今まで私が出会い、写真に撮ってきた犬たちの姿をお見せしようと思う。自由で孤独な台湾犬の魅力を感じていただけたら幸いだ。

まずは道で死んだように眠る犬。轢かれないか心配だが、大丈夫なのだろう。

死んだように眠っているといえばこの子も。

ちゃんと生きているのでご安心を。

犬だって店番するのが台湾流。

私と同じく夜の散歩中。孤独なたたずまいが、好きである。

群れている犬もいる。

これは台湾第二の都市・高雄にある旗津海水浴場にいる、おそらく野犬の群れだと思われる。近くで見るとワイルドな感じで結構迫力なのであるが、地元の人たちは彼らを怖がる様子もなく、思い思いに遊んでいる。

いろんな人が集まり、人間も犬も干渉しあわず思い思いに平和に過ごしている この旗津海水浴場は、私が世界で一番好きな場所かも知れない。海岸すぐにあるセブンイレブンでビールを買って飲みながら、半日近くもぼんやりしていたことがある。天国があるとしたらこういう場所なのかもしれない。